回心誌

日々是回心

Buckshot Rouletteでは「空弾の方が多いから」というだけで自分に撃ってはいけない


例えば

アイテムなし
お互いライフ1
実弾1、空弾2

の状況を想定すると、ディーラーを撃つ場合の勝率は2/3、自分に撃つ場合の勝率は1/3となる。
(このターンで相手に撃つと1/3でディーラーを殺せて、さらに2/3で外しても次のターンで1/2の勝負になるため)


一般に、総弾数n、実弾1、空弾n-1のとき、
ディーラーを撃つと総合的な勝率は
nが偶数のとき{\displaystyle\frac{1}{2}}

nが奇数のとき{\displaystyle\frac{n+1}{2n}}
となる。
(一般に、と言いつつ、解析的に解いたわけではないので、もしかしたら違うかも)

これはディーラーが合理的に判断することを前提とした確率である。ゲームではディーラーが不合理な行動をすることも期待できるため、nが偶数であってもディーラーにターンが渡るようにディーラーを撃つほうが有利になることが多い(アイテムがなければ)。

ワイヤレスの通話環境

テレワークで働いているので、当然リモート会議の機会は多い。
というか、私の職場では社内の会議はほぼすべてリモート会議だ。

普段はワイヤレスヘッドホンで音楽を聴きながら仕事をすることが多いが、会議の時だけiPhoneとかに付属してたイヤホンマイクをごそごそと取り出して話す、という感じで音声デバイスを使っていた。

ただまあこれが結構微妙。
有線のイヤホンってすぐ絡まる。
そのせいで急な通話になったときにほどけなくて焦ったりする。

あと、猫が膝の上で寝てたりすると、イヤホンのケーブルがゆらゆらしているとケーブルで遊ぼうとしたり、ケーブルを噛もうとする。

とにかく有線のイヤホンマイクやヘッドセットは使いたくない。



ということで、ワイヤレスのヘッドセットを買うことにした。
ワイヤレスのヘッドセットでまともな通話に耐えられる製品はかなり少なく、高価なものに限られる。
Bluetoothの通話は音質がかなり悪いので、基本的にUSBドングルで接続できる形式のものにしたほうがいい。

ゲーミングデバイスメーカーから出ているものは、安くて数千〜高くて3万円台程度のものがある。

ゲーミングデバイスメーカー以外からは、例えばJebra、Ankerなど。

まあピンからキリまである。

自分としては、音楽を聴くのはBluetoothで、通話の時はUSBドングルに切り替えられるものにしたかった。
この機能を満たしてて、かつマイク音質がそれなりによくて値段も2万円程度で済むってことで以下の製品にした。


一方、Bluetoothの規格も最新化されてきていて、低遅延・高音質を謳う最新規格に対応した製品も出てきている。
jp.creative.com

Bluetoothの音声の最新規格として「LE Audio」というものがある。この中にはLC3、LC3plusというコーデックが規定されており、これを用いると従来のSBCより高音質・低遅延が実現される。
ただしヘッドセット側だけ高性能化しても意味はなく、基本的には外付けのトランスミッターが必要になるっぽい。
上の「Creative Sound Blaster GH7」はトランスミッターもセットで2万円台となっており、音質が良ければコスパは良い。
音質についてはYoutuberのレビュー待つのが良さそう。


いずれにしても、私の買った「Razer BlackShark V2 HyperSpeed」には今のところかなり満足している。
さすがにスピーカー音質は音楽鑑賞専用の製品よりは悪いが、USBドングル経由の接続だと遅延はほとんど感じない。
マイク音質も良さそう。


Bluetoothの規格としては、実はAudio LE以外にもaptX、さらに低遅延が売りのaptX LLというコーデックがあり、それらを使った製品もある。
aptXシリーズはAudio LEのLC3とは異なりQualcom社の独自規格になるが、現状ではLE Audioより普及しているようだ。
ただ、通話に使えるコーデックとしてaptX Voiceなる規格があるらしいが、このコーデックに対応した製品はすぐには見つからなかった。


aptX LL製品でスピーカー音声を低遅延にして、マイクのほうは有線のスタンドマイクを使うという手もある。
自分はやらなかったけど、マイク音声が重要な配信者とかはこの方法が多いんじゃなかろうか。

この場合、
コンデンサマイク+マイクアーム+AptX LL対応トランスミッター+AptX LL対応ヘッドホン(イヤホン)
が必要になる。
マイクアームは無くてもいいけど、キーボードの打鍵音を拾ってしまわないようにあったほうがいいらしい。
あと、マイクアームはディスプレイアームと一体化したりもできそう。
コンデンサマイクが1万円~、マイクアームが4000円、トランスミッターが5000円、ヘッドホン(イヤホン)は最安5000円~
まあ音質をどこまで求めるか次第かなあという感じ。