回心誌

日々是回心

日本についての国際的意識調査 - Pew Research Center

アメリカのシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターによる調査結果が7月11日に出されている。気になってはいたが、なんか探すのが面倒だったので放置していた。

諸外国における安倍首相の人気は概ね高いが、中国、韓国では安倍首相の評価も含め、あらゆる項目で日本に対して厳しい。また、変化という点で見ても、日本と中国、韓国との溝が広がっているようだ。

中国人、韓国人の日本に対する評価は特筆するほど悪化している。世相に疎いので、何が原因かは私には分からないが、安倍政権発足後だからだろうか。日本の評価について、中国の「非常に気に入らない」が前回調査と比べ34%から74%へ、同じく韓国は13%から38%に増加している。

日本人の戦争責任に対する認識は、「謝罪の必要なし」は未だ少数派であるものの前回より増えており(10%から15%)、「謝罪は不十分」は明確な減少傾向にある(44%→41%→28%)。

言うまでもなく日本にとって最重要の関係はアメリカ合衆国とのそれに他ならないが、隣国との緊張が高まるのは安全保障のリスクを考えれば避けたいところだ。中国、韓国は日本の重要な貿易相手国でもある*1