野菜の定義について
野菜350gを食べよう、と言ったときの野菜とは何なのか。
そもそも野菜を350g食べるべし、というお上からのお触れは国民栄養・健康調査から来ている。
そこで、当該調査における野菜の定義を流用することとした。
上記の定義によれば、ばれいしょ、サトイモといった芋類は野菜とは別に芋類として分類している。また、いちご、メロン、スイカなどは果実類、しいたけはきのこ類としており、これらも野菜ではない。一方、えだまめ、そらまめ、グリーンピースなどの豆類はその他野菜に分類しており、さらに野菜ジュースも野菜として区分されているようだ。
野菜ジュースを野菜とするべきかは難しい問題だ。極端な話をすると、野菜ジュースを350g飲んでさえいればそれで良いのだろうか。
参考になる記事があったので、ここに添付する。
toyokeizai.net
実は野菜ジュースを製造する際には、濃縮・還元といった処理を行うのだが、この過程において一部の栄養素が破壊されてしまうらしい。一方でリコピン、βカロチンは野菜ジュースからのほうが吸収しやすいらしい。
また、伊藤園の野菜ジュースは破壊された栄養素を補っているが、カゴメの野菜ジュースではそのような処置はしていないとのことである。
記事中、伊藤園の作成した野菜350gに含まれる栄養素の想定が表としてまとめられており、有用である。この表によると、栄養を後から加える前の伊藤園の野菜ジュースは、ビタミンC、カルシウム、食物繊維が不足気味であるということが分かる。
カゴメの野菜ジュースについて見てみると、ビタミンCについてはそもそも成分表示に記載すらなく、ビタミンKも極端に少ない。カルシウム、食物繊維、葉酸も不足気味だ。
上記の点に留意する必要はありそうだ。国民栄養・健康調査において野菜ジュースが野菜として計上されているので、今回の試みにおいても計上するが、野菜ジュース頼らず野菜を摂取することが望ましいと考える。
昼食
・水菜と大根のサラダ(袋) 160g 311円
→今回は新しい試みとして、サラダをとりあえず電子レンジにかけてみた。加熱すると体積が減り、また細胞壁が破壊されるため柔らかくなり食べやすくなる。加熱によって栄養素が破壊される点には注意が必要かもしれないが、特に和食について言えば野菜を生で食するほうが珍しいのではないか。
実際にやってみると、確かに体積はかなり減る。食べやすさについて不安があったが、今回は水菜と大根のサラダだったので、鍋物のような感覚で食べることができた。湯豆腐が欲しくなる。
夕食
・温野菜サラダ 100g 311円
→食べやすい温野菜サラダ。バーニャカウダソースが付属しているが、バーニャカウダはあまり好きではない。できれば味噌ダレで食べたいところだ。
・野菜ジュース(カゴメ) 300g 90円
→チートやんけ。
野菜ジュースは手間がかからず飲みやすい。しかも単価も安い。量だけを考えるなら野菜ジュースだけ飲んでいるのが一番楽だという結論になる。
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