回心誌

世の中わがんね

『健康で文化的な最低限度の生活』

漫画『健康で文化的な最低限度の生活』の5巻がいつの間にか発売されていたので、購入した。

後半ではアルコール依存症と、依存症者のための自助グループが取り上げられており、大変勉強になった。

登場人物に感情移入できるのは、物語の効果だと思う。



健康で文化的な最低限度の生活とはなんだろう。

以前、劇作家の平田オリザドキュメンタリー映画の中で、「憲法では文化的な最低限度が保証されている。だから様々な文化に触れられるよう、国や自治体による補助金や助成がもっと手厚くあってもいいんじゃないか」というようなことをおっしゃっていて、確かにそうだなあと思った。

単に生きているだけでは「健康で文化的な最低限度」とは言い難い。日本は豊かな文化を誇ることのできる良い国だとは思うが、そうであれば「文化的な最低限度の生活」もまたそれに豊かな文化を享受できるものであるべきだ。