回心誌

日々是回心

韓国の戦争責任清算

こういうことを法的に解決しようとするのは、やはり無理があるように思う。言うまでもなく遡及立法であろうが、それを許すと財産が政局に左右されてしまうことになる。

とはいえ、産経のように「チンピラ」とまでは言いたくない。冷静さを失った責任は日本にもあるだろうに。逆に日本が冷静さを失っていることの責任を隣国に求めることもできるだろうが。

感情的な禍根を残さないためにはどうするべきか? 法的な圧力では解決しない。自主的に歴史解明や補償に向けて努力するべきだ。そしてそのためには、市民の後押しが不可欠だ。しかし、日本にせよ韓国にせよ、今のような空気では望むべくも無い。冷静さを欠いてはいけない。深い同情を無くしてもいけない。その意味で、ドイツの戦後補償は大いに参考になると思う。今後よく学んでいきたい*1

一方、戦後植民地支配の補償を行っている国は日本を除いて存在しないという。なぜなのか、よく調べる必要がありそうだ。

*1:例えば次のページは参考になりそう

戦後補償の国際比較