回心誌

日々是回心

元ネトウヨから見た嫌韓厨

この記事のブコメを書いては消してしている。☆くれた人ごめんなさい。

この記事の執筆者は、最近になってようやく嫌韓の理屈が分かったという。僕は逆に、元々ネトウヨだったので、この辺の理屈はよく分かる。だからこそというか、どう反応するべきか二転三転している。

で、執筆者によれば、嫌韓の人は韓国を次のような国だと考えているという。

1) 他国の文化を韓国が発祥だと言い張る(いわゆるウリジナル)
2) 事大主義が強く、日本を下に見ているが故の上から目線
3) 学校教育では常に反日であり、反日は正義である
4) 平気で嘘をつく

確かに、ネトウヨだった自分の感性からしても、こういう感覚はよく分かる。

執筆者は、これらの考えが事実と異なるならば訂正すれば良いと述べている。

もちろん訂正できるならしたほうがいい。でも、そもそもそういう問題だろうか。

どんな国にも良いところも悪いところもあるだろう。それは丁度、実際の日本がどうであるにせよ、日本の悪いところばかりを見れば日本が恐ろしく歪んだ国に見えるのと同じことだ。韓国の悪いところを挙げればキリがないのと同じくらい日本の悪いところを挙げてもキリがない。

そういう相互性があれば、自己満足のために一方的に相手を叩く嫌韓の浅ましさに気づくはずだ。

日本には解決すべき課題がいくらでもあるのに、他国をあげつらって笑うのはリソースの無駄だ。程度の低い人間にとっては楽しいかもしれないけど、何の解決にもならない。