社会学者・宮台真司が珍しく実用的なことを言っていた。なんか印象に残ったので、要約。
※記事を公開した時点ではYoutubeの(違法アップロードされた)動画を貼ってたんだけど、消されてた。
代わりにTBSラジオの公式のアーカイブなどがないか調べたけど見つからなかった。
番組名、放送日、コーナータイトルはそれぞれ以下。
「荒川強啓 デイ・キャッチ!」 2016年03月04日(金) 『宮台式メモ術 これを聞けば、あなたも宮台真司に!』
- ノート:無印A5 (ゴムで閉じる)
- ゴム止めに書類などを挟むことができる
- リフィルは不要。スマホで撮ってPDF化したりコピーすれば整理できるため。
- 筆記具は3つ
- ぺんてるサインペン
- ファーバーカステル ペンシル1.4mm
- 芯が太いので、筆圧によって字の太さを変えられる
- LAMY ペンシル スクリブルに三菱ジェットストリーム(8cm 0.7mm)を差し込む
- 軽い書き味
- メモの書き方
- 左側にメモ
- 120字程度。ツイート1個分とほぼ同じ。
- 右側に赤いペンで整理する
- タイトル、まとめ、追記、概念図など
- 手を動かして何かを書く(描く)こと自体の快楽が重要
- 書くことの快楽が気づきを促す
やっぱり普段使うものに金をかけるのは、すごく合理的だと思うんだよね。
書くことは自体の楽しみが重要というのも確かにそのとおりで、しかも自分自身の状態を知ることもできる。筆圧や丁寧さといったアナログ情報は、デジタル化されると切り捨てられてしまう。
iPadにスタイラスで書くの、個人的にあまり好きじゃないんだけど、情報が切り捨てられる気持ち悪さもあるのかもしれない。
以下追記。
後日、メモ術についてツイートしていたので、ご参考までに。
ひとつのノートです。持ち歩くためです。 https://t.co/OlgITnivjC
— 宮台真司 (@miyadai) 2017年1月25日
ここにiPhoneがうつってますね。iPhoneにもメモの写真があります。これは何か。ノートのページの順番とは、違ったロジックを立てて、そのロジックに沿った順番でメモを撮影する。すると別の構造化が生じるのです。よくやります。
— 宮台真司 (@miyadai) 2020年3月1日