SF映画『ルーパー』の感想
ネタバレ含みます
ジョセフ・ゴードン・レヴィット、ブルース・ウィルス主演のタイム・トラベルSF。
ストーリーの中心はタイム・トラベルにあるが、超能力あり、空飛ぶバイクあり、舞台は荒廃した近未来ということで、けっこうたまらないものがあるね。予告編だとそういう描写はあんまりなかったから、嬉しい誤算。やっぱりSFはいい。
この映画は2012年公開だけど、2011年のアニメシリーズ『魔法少女まどかマギカ』を思わせる。もちろん舞台設定や雰囲気なんかは随分違うけど、「時間軸上のループを断ち切るために自己犠牲で解決する」というラストの展開はよく似てる。影響を受けたのかは不明。
未来人(作中ではループと呼称)にメッセージを伝えるために腕に文字を刻みつけるとか、現在の本人の指や手足を切断すると未来のその人の手足も無くなっていくってのも、面白い。
印象的なのは未来世界で犯罪組織を牛耳るボス「レインメーカー」が、現在時点ではまだ10歳の少年である点。幼くかわいらしい顔立ちだが、不気味な雰囲気もある。そして彼が超能力を発動するときの鬼のような表情がすごい。「血の雨を降らせる」、というレインメーカーの名もなんだかカッコよくていい。
悪いことが続くとき、なにがしかの構造的な問題があるものだ。その構造を断ち切るには時として自己犠牲を厭わぬ強い精神力が必要なのかもしれない。
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