回心誌

日々是回心

ゲーム用に自作パソコン作った

背景

年末年始の休み中にApex Legendsで遊ぶためのPCを自作してみようかなと思い立ち、年末早々に秋葉原ツクモexでパーツを揃えて作ってみた。
自作にする理由は、一度やってみたいというのが一つと、自作を経験しておけばパーツの交換もノウハウがあって楽にできそうだというのが一つ。

スペックの目標としては、Apex Legendsで画質を低めに設定してFPSが平均で140以上出るようなレベル。
今出てるゲーミングPCは、グラフィックボードは「GeForce RTX 3060」が多いが、上のような目標であればそこまでのスペックは必要なさそう。

あとは、自宅のルーターとゲームを置く部屋は違う部屋になるので、Wifiが使えるようにもしたかった。あと、プロコンを接続する可能性もあるのでBluetoothも欲しかった。

パーツ購入

パーツ選びや作り方はほぼ下の動画を参考にした。
youtu.be

秋葉原ツクモexの実店舗に行って物色した。各階ごとにパーツが揃っているので、全フロア回れば一通り揃うし、値段も安かったと思う。

短い年末年始を有効に使いたく、(単なる無計画だが)その日に買って組み立てたかったので、通販は利用せず。
通販だと到着まで数日かかる場合もあるので。

購入パーツは以下。

全部で税抜き8万円弱で買えた。

CPUファン、ケースファンは購入せず。
他に周辺機器として、モニター、マウス、キーボードも必要だが、元々持っていたので購入せず。

グラフィックボード「MSI NVIDIA GeForce GTX1650」

今買うならRTX3060かコレかどっちかという感じらしい。
でも冒頭であげた用途(Apex Legends)だったらRTX3060まではいらないかなあ……。
仮想通貨マイニングの流行や半導体不足のため、グラフィックボードは全体的に今は高い。その意味では、今はタイミングとしてはPC自作に向いていない。

CPU「Intel Core i5 10400F」

最新の第12世代が12月に発売されている中、第10世代のCPUを購入。
RTX3060にするならCPUも11世代にしたほうが良いかも。
グラフィック機能内蔵のものは既に売り切れていた。


マザーボードMSI MAG B560M Mortar WIFI

これか「B560 Bazooka」。
Wifiについては、元々は無線LANカードを別途購入する予定だったが、店員さんに聞いたところ品切れとのこと。
他の店に行けば売ってたかもしれないけど、探すのも面倒くさそうだし、マザーボードに無線機能が付いているものを購入。
ツクモexだと、CPUとのセット割引が効いてちょっと安くなった。けど今見たらAmazonのが安かったな。

メモリ「Crucial DDR4 2666MHz 8G 2枚組」

上の動画によると、3200MHzか2666MHzかはCPUとの互換性で選択すればよいとのこと。
第10世代は2666MHzでいいらしい。

ストレージ「Western Digital BLACK SN750 SE NVMe SSD 500GB」

動画で勧められてたので、あんまりよく分からず書いました。
しかしSSD安くなったねえ。

電源「玄人志向 KRPW-BK650W/85+」

これもあまりよく分からず購入。
ただ、下で詳しく書くけど、配線が備え付けのものを買ってしまったが、それはよくなかった。
取り付け・取り外しできるタイプ(プラグインタイプ)のほうがよかった。

ケース「Thermaltake Versa H17」

格安だけど全然使えるとのことで、自作PC系のYoutube動画でよく出てくる。
サイズはマザーボードの規格とかクーラーとの兼ね合いで選ぶっぽい。
上で選んだマザーボードMicro-ATXなので、それが入るケースでコスパのいいケースを選んだ。

組み立て〜初期設定

組み立ては、ほぼ上の動画通りに実施。

スペーサーの取り付けで難儀したけど、それ以外はほぼ道なりに進めることができた。

マザーボードやケースは違うので、マザーボードへのコネクタ類の接続に関しては説明書も少し見ながら作業した。

OSについては、ブート用メディアを持っていなかったし買わなかったので、元々あるPCがMacだけだったので、以下を参考にMacでブート用USBフラッシュメモリを作成。

qiita.com

正規のOSライセンスも購入。

マザーボード付属のドライバーをDVDからインストールしてインターネット接続。
接続後、グラフィックボードのドライバーをネットからダウンロード。

あとはSteamやChromeなど、必要なアプリケーションをダウンロード、インストールして、それなりに使えるようになりました。

困った点・次回改善したい点

電源を買う際、コードの取り外しができるものにすればよかった。

コードが全部備え付けで、外したりできない電源を買ってしまった。ほとんどのコードが無駄に繋がってる状態になってしまった。
動画だと取り外し可能な電源を使っているので、そう言うのもあるんだと思う。

マザーボードの取り付けが最初わからなかった。無理矢理つけてしまった

「スペーサー」というネジをケースに取り付け、スペーサーをとしてマザーボードを置き、さらに上から小さいネジで留めるのだが、マザーボードの大きさによってスペーサーの取り付け位置を変えなければならない。
まず、上のように取り付けるのだということが分からず、ちょっと混乱した。
スペーサーネジはケースに付属していたが、ケースにスペーサーを固定するのにナットドライバーが必要だったが持っておらず、あまりしっかり入らなかった。
後日、ラジオペンチでスペーサーのねじを回して取り付けた。

計画的に買うなら通販のほうがいい

特にケースが重くて、持ち帰るのはやっぱり辛かった。

マザーボードの24ピン電源の取り付けは固すぎる

一度つけたら取り外せないと思った方がいいレベルで固すぎる。

作業に必要なもの

プラスドライバー

ネジは色々出てくるので必須。

ラジオペンチ

スペーサーの取り付け、取り外しに。

結束バンド

コード類の取りまとめに。針金付きの紐は回路ショートのリスクがあるので避けるべし。

たまたまあってよかったもの

USB接続の外部DVDドライブ

マザーボードWifiは、付属のDVDでドライバをインストールして初めて使えるようになった。
LANケーブルで繋いでネットから落とすこともできるっぽいけど、自分の場合はルーターの部屋とは違う部屋で作業してたので。

まとめ

Apexは普通にさくさく動く。
そこそこの値段で十分動くPCが組み立てられたので、良かった。
現実問題として、組み立て済みのゲーミングPCを買うのとどっちがコスパいいのかと言われるとちょっと微妙。
もっとスペックのいいマシンを組むことを考えると、普通の買っても値段はそんなに違わない気がする。