イントロダクション
この年末年始にゲーム用にPCを自作してみた。
色々調べて分かったことが色々あるので、まとめてみた。
まとめてみた
ざっくりこんな感じになると思う。
実際はもっと色々あるんだろうけど、初心者の自分ではとりあえずこんな感じ……。
てかね、初心者が自作PC始めるにあたって、上の図みたいな相関図が欲しいなーと思って作った。
ほんとは専門家の人が適度な詳細度でこういう分かりやすい図を作ってほしい。
少なくとも自分がググった感じでは見つからなかった・・・。
まあ、初心者は詳しい人にパーツ選んでもらったり、それが無理ならYoutubeの「〇〇円でコスパ最強PC!」みたいな動画の選び方をそのまま真似すればいいんだけど、
そうは言ってもたまたま品切れだったり予算的にちょっと安めのにしたいとか、いろんな事情でちょっとだけ変えたいケースもあるはずで
そういうときに全く分かんない!ってならないようになっとくといいと思うんだよね。
せっかく自作するなら全く知らずに作るよりある程度知ってて作ったほうが勉強になるし楽しいし、壊れた時のパーツ交換とか、一部のパーツだけ交換してグレードアップしたいとかいうときに役立つしね。
まあ、ぶっちゃけ、初心者はパーツ一式紹介してる動画とか見た方が多分いい。
自分もそうしたし。
けど、ちょっとアレンジしたいとか、一部のパーツだけ交換したいとか色々あると思うし、せっかくPC自作するなら少しでも分かった上で選びたいよねー、という。
選び方
勉強途中の初心者が考えたことなので、内容については保証しません。
ちゃんとしたサイトで調べてください……。
あと、アマゾンリンク貼ってるけど、イメージつくかなと思って貼ってるだけなので、これを選んでけばいいってわけじゃないです(互換性とか確認してないです)
要件(どんな自作PCにするか)を考える
まず、どんなパソコンをなぜ作るのかを決める必要がある。
- 作ったPCで何をしたいか(ゲーム、動画配信、動画編集など。ネットサーフィンだけで自作する人はあんまりいないと思うけど)
- 予算
- 通信環境(有線必須 or 無線?)
- 大きさ(小さいケースを使うと配置が難しそうなので、ある程度の大きさと思った方がいいと思う)
- デザイン(PCケースのデザインで選ぶ人もいるかも?)
スペックに落とし込む
処理能力
何をやりたいかによって必要な処理能力が決まる。
CPU何コア?
GPUはどのレベルのもの?
Youtubeにレビュー動画が色々あるので参考になる。
メモリはゲームとか動画編集とか色々やるなら8GBだと厳しいかも。16GBか32GBか。
拡張性
PCIeスロットの数、メモリスロットの数、USB接続口などなど
容量
SSDもなかなか安くなってるので、敢えてHDD選ばなくてもいいかなーという気がする。
録画してどんどん撮り溜めるとかならまたちょっと違うかもだけど。
パーツ選び
CPU
全体的な処理の速さに影響する。
主なメーカーはIntelとRadeonの2社。
自分はIntelしかよく分かってないけど、ゲームとか動画編集とか目的ならCore i3〜i9が選択肢になると思う。
発売時期によって第n世代と言われる。
今時点で一番最新は第12世代。
型番の数字の頭2桁を見れば何世代の製品か分かるようになっている。
Core i7 12700なら第12世代。
あとは、型番のKとかF。
グラフィックカード
CGの処理などの性能に関わるパーツ。
最新ゲームやるなら良いグラフィックカードが必須。
このGPUやその他の部品を基盤に乗せたものがグラフィックカード(グラフィックボード)。
グラフィックカードのメーカーとしては、MSI、GIGABYTE、玄人志向、ZOTACなどなど。
正直、メーカーで何が違うのかよく分からない。
それよりGPU本体のほうが大事。同じGPUを搭載してたらグラフィックカード全体としての値段も大体同じくらいになる。
NVIDIAしか分からないけど、NVIDIAだと今流通が多いのはGeForce GTX 1650、GeForce RTX 3060あたり。
グラフィックカード自体にもメモリがついているんだけど、ゲームによってメモリが大きいもののほうがいい、とかあるらしい。
残念ながら、暗号通貨マイニングブームの影響もあり、今はグラフィックカードが高い。
安くなる時期がくるのかどうかはよく分からない。
NVIDIAも色々対策してるっぽいけど。
マザーボード
まず、CPUのメーカー(IntelかRadeonか)で対応するマザーボードが異なるので、しっかりチェックしよう。
あとは、必要なPCIeスロットをいくつ使うのか。
ゲーム用ならグラフィックカードで1つ使うことになる。キャプチャーボードでもPCIeスロットを使う?とか。
必要なスロット数が足りてるのか。足りない場合、スロット数の多いマザーボードにするか、キャプチャーボードなどを外付けのものにするか選択することになる。
マザーボードのサイズはいくつかの種類に規格化されているので、その点も確認しておく。
ATX、microATX(MATX)、Mini-ITXの3種類があるっぽい。
マザーボードのサイズでケースの選択肢が決まってくる点に注意。
マザーボードが大きいとケースも大きいものにしないと収まらない。
メモリ
メモリは、CPUやマザーボードに対応するサイズ、ピン数、周波数のものを選ぶ。
メモリ容量も、CPUによって対応可能な最大メモリ値が決まっているので、大きすぎるものを用意しても無駄になってしまう。
サイズはデスクトップPC用の通常サイズのもの(DIMM)とノートパソコン用の小さめのもの(S.O.DIMM)がある。
自作PCならデスクトップだと思うので、間違えずにDIMMのメモリを買おう。
また、ピン数によってDDR4、DDR3といった規格の違いがある。
マザーボードのスロットにメモリを差し込むわけだけど、ピン数の規格がマザーボードと合っていないと使えないので、マザーボードにあったものを間違えずに選ぶ必要がある。
次に周波数。
マザーボードとCPUで対応するものを選ぶっぽい。
対応しない以上の周波数のものを選んだ場合、多分無駄になる。
周波数はオーバークロックさせるかどうかでも違ってくる。
オーバークロックさせない場合は2666MHzでいいっぽい。
SSD、HDD
SSDのが動作が高速だけどちょっと高い。でも結構安くなってきてるし、SSDでいいんじゃないの、と思ってる。
SSDの場合、大きく2タイプの形状があって、付け方が違う。
細長い形をしていてマザーボードに直接セットできる「M.2」と、マザーボードとはコード経由して接続してケースに取り付ける2.5インチタイプがある。
さらに接続方式としてNVMeとSATAの2種類がある。
NVMeは高速で動作するが、性能をフル活用するにはCPUとマザーボードの両方が対応している必要がある。
マザーボードが対応していない場合、認識しない場合があるので要注意。
CPUが対応していない場合、単に無駄になるっぽい。
Intelの場合は第11世代以降のCore i5などで対応しているらしい。
HDDからSSDにすると、格段に速くなるけど、NVMeとSATAはほとんど体感しないレベルっぽいので、この辺は頑張る必要なさそう。
排熱装置、CPUファン
CPUファンは、(Intelの場合)アンロック対応のものでなければ付属してくるのでそれを使えばとりあえず良さそう。
水冷とか空冷とか種類があるっぽい。よく分からない。
ケースファンもいくつか取り付けしたほうが良かったりする。
自分はケースに元々付属してるのしか使ってない。今まだ冬場だし。
電源ユニット
電源は上で挙げてった使いたいパーツのそれぞれの消費電力の総和から決めればいいっぽい。
基本的に特に電力消費が大きいのはCPUとグラフィックカードで、それ以外はそんなに大きく影響しないっぽい。
電力量(ワット数)が足りないと、PCが動作中にシャットダウンされて故障を誘発するので、余裕のあるものにしたほうがいいらしい。
かといって大きすぎると電気代が増えちゃうらしい。仕組みはよく分からないけど、電源が大きいとCPUなど使ってなくても電力消費しちゃうらしい。
あと、前のブログでも書いたけど、多分電源と各コードが取り外しできるタイプのものと、直接くっついていて取れなくなってるタイプのものがある。
自分はよく分からずくっついているタイプのものを買ったけど、取り外しできるタイプのもののほうが使いやすそう。
工具類
- プラスドライバー(必須)
- ラジオペンチ(小さめのナットドライバーでサイズがいくつもあるタイプでもいいかも)
あと、静電気対策でゴム手袋もあったほうがいいのかも。自分は買い忘れたけど・・・。